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アジアン高橋です。私の投資スタイルとしては、主に海外にしておこうと思っているわけですが、今回は投資の面から、マレーシアという国についてみていきたいと思います。

基本データ

人口 2990万人 2014年
人口増加率 1.47% 2014年
平均年齢 28.5歳 2015年
名目GDP 2962億USD 2015年
実質GDP成長率 5.99%
1人当たりの名目GDP 11,055USD

 

まず注目すべきは人口増加率ですね。2014年のデータではアメリカ0.75%、中国0.55%、インドネシア1.26%。ちなみに日本はマイナス0.16%です。人口のピークは2070年ごろと言われているので、この側面から見ると、今後も人口ボーナスに期待できそうなので、先が明るいですね。

人口増加率の推移はこんな感じになっています。

そして平均年齢も非常に若いので(日本の2014年の平均年齢は46.1歳)この点もすごくプラスです。それでは、人口ピラミットを見てみましょう。

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マレーシアの人口ピラミット

引用元 : https://populationpyramid.net/ja/%E3%83%9E%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%A2/2016/

非常に若さ溢れていますね。直近では少し減少がみられていますが立て直しています。

成長性について

私は何度かクアラルンプールまで足を運んでいますが、行くたびに成長しているなと感じる次第です。マレーシアに限らず発展途上国は渋滞がひどいですね。クアラルンプールも例外なく夕方なんかにタクシーに乗るとえらいことになります。しかし、近年地下鉄工事をしているので、近い将来これは緩和されるかもしれませんね。

マレーシアの首都・クアラルンプールの地下鉄(MRT)の工事現場

マレーシアの首都・クアラルンプールの地下鉄(MRT)の工事現場

公共事業といえば、外せないのがシンガポールとマレーシアを結ぶ高速鉄道が計画されていますね。日本も受注を目指していますがどうなるんでしょうか。いずれにせよ、結果的にこれが実現すればシンガポールとクアラルンプールという2つの大都市が短時間で結ばれるため経済的インパクトは大きいですね。

そしてもう一つ。マレーシアへの投資を考えたことがある人は絶対知っているであろうイスカンダル計画があります。

イスカンダル計画

マレーシア・クアラルンプールの夜景

マレーシア・クアラルンプールの夜景

簡単に行ってしまえば、マレーシア第2の都市でシンガポールまですごく近い、ジョホールバルを10兆円を費やして行う大開発プロジェクトです。

途方もない金額ですが、予定を上回って投資があり計画が着実に進んでいるんだとか。もっとも、シンガポールは慢性的な不動産不足ですが、そこから30分程度の(地下鉄を作ってこの程度にするらしい)このジョホールバルでは膨大な土地と、同程度のクオリティで1/5~1/10程度の安い不動産があるので、シンガポール政府も注目していてこのプロジェクトに参加しています。

この途方もないプロジェクトと似たような事例が過去にありました。それは香港と中国の深セン市です。深セン市は30年前まで漁村であったのが、今では1400万人を超える大都市へと変貌しています。香港もシンガポール同様、居住可能地域が狭く、慢性的な不動産不足が発生していました(だから高層ビルばかりになっているんですね)。一方深センは膨大な土地と香港までのアクセスの良さから注目され、外貨が入り開発されてきました。マレーシアのジョホールバルとシンガポールに対して非常に似ていますね。

どんな株を買ったらいい

マレーシアは私はかなり魅力的だと思っていて、今のところ海外株の中では一番保有数が多いです。人口ボーナスが期待されるので消費系の株がよいかもしれませんね。そして、公共事業の需要もあるので不動産や都市開発系の株がよいと思います。また、これらにお金を貸す銀行もいいかなと思います。

いずれにせよ、発展途上国なので開発計画が頓挫する可能性も否定できませんから、十分にリスク分散しておきたいところです。