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アジアン高橋です。資産を増やそうと思って、まず考えるのは定期預金ですよね。元本保証があるし、万が一その銀行がつぶれても1銀行あたり1000万までは預金保険機構によって戻ってくることが保証されています。

でも、果たしてそれは資産を増やせて尚且つ安心といえるのでしょうか。今回はこのことについて触れていこうと思います。

定期預金だって資産が目減りすることがある

何を言っているんだって、怒られそうなのですが、怒る前に、グローバルな視点で資産について考えてみましょう。

私たちは日本で生活するときに日本円を使っています。そもそも、海外から見たとき、この日本円の相場というのは日々大きく変動しています。1アメリカドルと日本円のレートを見ても、1日の間に数円動くということも珍しくありません。

つまり、グローバルな視点で見ると、ただただ日本円をほおっておくだけでもその価値は常に動いているということになります。

良く海外旅行する方はその感覚が少しわかりますよね。例えば海外旅行に備えて100万円分のUSDを円から購入したとしましょう。その時のレートは1USD = 109円で買えたとすると、大体9174USDくらいに換金できます。

その後、より豪華な旅行にしようと考え、さらに100万円USDに換金しようとします。その時のレートは1USD=112円だとすると、8929USDしかもらえませんでした。

つまり、同じ日本円100万円を払っているのに、その時によってもらえるUSDの値段が異なります。この例では2回目の換金時のほうが245USDも少なくなってしまっています。なぜこんなことが起きたかというと、その時によって日本円の価値(またはUSD)の価値が変動しているためです。なぜ変動するかというと、その時の情勢や、時には政治的な事情で日々刻々と変化しています。

つまり、1回目の換金から2回目まで、100万円をほったらかしにしておいただけで、USDを買う(USDに換金)するときに、前よりも少ししかもらえない。つまり損をしているということになります。

これはただ預金している人でも同じです。先の例の1回目から2回目の換金というスパンを少し長めにとってみましょう。日本円でほおっておくだけなので、グローバルな視点ではその資産の価値は常に変動しています。

円を使って生活してるから問題ない?! とんでもない!!

もちろん、私たちは日本に住んでいて、普段日本円で買い物をします。そのため、外貨がどうのこうのなんて関係ないんじゃ?

そう思った人もいるかもしれませんが、それは大間違い。今日食べた鶏肉はブラジルから、味噌汁の具材の豆腐は、ほとんどアメリカや中国などの外国産大豆が。今このページを見ているスマホやパソコンだって、外国で組み立てられてますよね。地方の方は車で通勤されているかもしれないけど、そのガソリンは? 地方じゃなくてもガソリン代は電気代に反映されますよね。

こんな感じで、日本という国が単体で成り立っているというわけではなく、海外からの輸入がなくてはならない存在になっています。その、海外との取引では常に円の価値(円相場)が反映されていますね。

定期預金は安心。そう思うのは間違い。

さて、ここまで書いてきたので大体どんなことかは理解されたかと思いますが、ただ定期預金に入れているだけでは、もちろん得をすることもあるけどグローバルな視点で見ると損をしてしまうこともあるのです。

元本が保証されているというのは、あくまで円ベースでの話であって、グローバルな視点ではそんな保証は一切ないわけですね。

ではどうすればいいか。私は、この答えは成長が見込まれる国への、長期的な株式投資が最善であると考えます。

残念ながら、日本の人口へ減少し、相対的に世界の地位も下がってしまうことになるでしょう。現に、近年GDPで中国にも抜かれましたし、次はインド、そしてインドネシアなど。

でも、いま日本が高い地位にいる(つまり円が強い)段階で、まだ安く買えながら、伸びしろが大きいインドやインドネシア。また、先進国でありながらまだまだ人口増加を続けているアメリカ株などに長期投資をするほうが、今後日本で生活を続ける場合においてもリターンが大きいと思います。